GIAの鑑定書に珍しいミス

2015/05/19 18:06:46

テーマ:ダイヤモンドについて

今のところ、最も信用性が高いといわれているGIAの鑑定書。イスラエルの支店で発行された鑑定書の中で、500個ほど、回収を呼びかけているのだそうです。というのも、色の改良処理(情報は非公開なもよう)が施されていたのに看破できなかったから、ということで、HPにてレポート番号と業社を公開しています。

面白いのは、最先端の技術でも見抜けない色の改良方法があった、ということ。つまり、トリートメントされたと気がつかずに購入したダイヤモンドが500個も出回っているということ。きっと他にも出回っているのではないかと思われます。GIAで見抜けないなら、日本の鑑定機関では看破できない可能性も高いですからね。

基本的に色の改良処理なので、モアッサナイトというダイヤモンド類似石(ニセモノ)が出回って質業界がパニックになった時のようなことは起こりえません。ダイヤモンドはダイヤモンドであり、単にトリートメントの表記が違うだけです。

そのため、あまり価格には影響されないと思われます。鑑定機関によると、色の起源については書いていないところも多いくらいですので、見抜くのはとても難しいですし、売買の際にはカラットやクラリティほど重要視されていないからです。(ファンシーカラーは除きます。)

それにも関わらず、看破できなかったから、と回収を呼びかけるあたり、正直GIA,さすがです。その姿勢、素晴らしい!そして、日々トリートメントなどについて研究している方がいるのだなぁ、と関心しました。いたちごっこですからね。

しかし、パパラチアのような出来事ではなくて、ほっと一息です。汗

また、業社も公開されているため、どんな会社か・・・というのもとても興味深いですね。大体が卸のユダヤ系などの大きい会社なため、私達が取引できるような相手ではないことが多いのでは?なんて思いますが・・・。